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【確定拠出年金、どれを選べば正解?】初心者でも迷わない商品選びと配分のコツ
「確定拠出年金って、どの商品を選べばいいの?」「元本保証にするべき?それとも株式投資?」「放置してるけど大丈夫かな…?」
大阪・東京・名古屋・福岡など大都市圏の企業でも導入が進む確定拠出年金(DC)。しかし実際には、多くの従業員が商品選びで迷っている、もしくは初期設定のまま放置しているのが現状です。
DC制度は自分で運用商品を選ぶことが基本です。その選択によって将来の年金受取額が大きく変わるにも関わらず、「なんとなく定期預金にしてる…」という方が少なくありません。
この記事では、確定拠出年金の運用商品を選ぶ際の考え方、リスクとリターンのバランス、初心者におすすめの配分パターン、さらには「やってはいけないNG選択」まで、実務に役立つポイントを解説します。
そもそも確定拠出年金の商品ってどんな種類がある?
■ 主な運用商品
- 定期預金:元本保証、利息は非常に低い
- 国内債券:リスク小、リターン小〜中
- 外国債券:為替変動あり、リターン中
- 国内株式:値動き大きい、長期的にリターン高
- 外国株式:リスク高いが、リターンも高い
- バランス型ファンド:複数資産をミックスした商品
- ターゲットイヤー型:年齢に応じて自動調整してくれる商品
■ 商品選びが重要な理由
定期預金100%のまま10年放置した場合と、株式を含めて適切に運用した場合では、資産が2倍以上違ってくることもあります。
どれを選ぶべきか?タイプ別おすすめ商品
■ 【20代〜30代】積極運用型
おすすめ商品:外国株式型、国内株式型、バランス型
- 運用期間が長いため、多少の値下がりもリカバリー可能
- 外国株式型は長期成長が期待できる
- 資産がまだ少ない分、積極的に資産を育てる方針が◎
■ 【40代〜50代】バランス重視型
おすすめ商品:外国債券、バランス型ファンド
- 老後が視野に入る時期なので安定性も重視
- 全体のうち株式を30〜40%、債券・預金を60〜70%に
- バランスファンドをメインにし、リスク分散を意識
■ 【55歳以降】安定志向型
おすすめ商品:定期預金、国内債券
- 元本割れのリスクをできる限り避ける
- 資産を守る運用に切り替える
- ただし、全額を定期預金にするとインフレリスクもあるので注意
「やってはいけない」NGな選び方
- 1. 初期設定のまま放置(例:定期預金100%)
⇒ 利息は年0.002%程度。10年経っても増えない。 - 2. 商品名だけで判断
⇒「安定運用型」と書いてあるのに株式が多め、など実際の中身を見る必要あり。 - 3. 一つの商品に全額投資
⇒リスク分散にならない。最低でも2~3商品に配分するのが基本。 - 4. 資産の見直しを一切しない
⇒年1回の「リバランス」で現在の状況に合った配分に調整することが重要。
Q&A:確定拠出年金の商品選びの疑問に答えます
Q. 途中で商品を変更できますか?
A. はい。配分変更(拠出先変更)や、スイッチング(すでに買った商品の入れ替え)はいつでも可能です。
Q. iDeCoと企業型DCでは選べる商品が違いますか?
A. 運営機関により商品ラインナップが異なりますが、基本的な種類(株式・債券・預金など)は似ています。
Q. 元本保証型だけで運用しても問題ない?
A. 問題はありませんが、長期的に見て利回りは非常に低く、老後資金が不足する可能性も。リスクを分散して一部は成長型商品に充てるのが理想的です。
Q. おすすめ商品は会社によって違いますか?
A. はい。導入している金融機関によってラインナップが異なります。自社のパンフレットや管理サイトで必ず確認しましょう。
まとめ:正しい選択で“老後資金”に大差がつく!
確定拠出年金は、「何を選ぶか」で将来の資産に数百万円単位の差が出る超重要な選択です。
大阪・東京・名古屋・福岡など、企業型DCを導入している企業では、従業員向けの運用教育や見直しのサポートがますます重要になっています。
社労士や金融機関、DXツールをうまく活用し、自分のライフプランに合った“納得のいく商品選び”を今すぐ始めましょう!
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