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【2025年最新】401kのおすすめ商品はコレ!初心者でも失敗しない選び方
「401kってどんな商品を選べばいいの?」「定期預金じゃダメ?」「投資って怖い…」——従業員100名以上の中小企業の経営者や総務担当者から寄せられる相談の中で多いのが、企業型確定拠出年金(いわゆる401k)の商品選びに関する悩みです。
導入:401k運用に関するよくある不安3つ
- ・「リスクがある商品を選んで、社員からクレームが出たらどうしよう」
- ・「定期預金や元本確保型で運用しているが、本当にそれでいいのか不安」
- ・「東京・大阪・福岡・名古屋の各拠点で教育レベルが異なり、社員の知識格差がある」
このような悩みは、確定拠出年金(401k)が“自己責任で運用する年金制度”であること、そして企業が選定する運用商品のラインナップ次第で社員の資産形成が大きく変わることから生じます。
本記事では、確定拠出年金制度に対応した「2025年最新版のおすすめ商品ジャンル」と、初心者でも失敗しにくい選び方を、大阪・東京・福岡・名古屋の企業で制度設計を支援してきた社労士の視点から解説します。
401kで選べる商品タイプと特徴
① 元本確保型(定期預金・保険)
- ・リスク:非常に低い
- ・リターン:低金利で増えにくい
- ・おすすめ:退職間近の社員、投資に強い不安がある人
② 国内債券型
- ・リスク:比較的低い
- ・リターン:年1〜2%程度(2025年現在)
- ・おすすめ:安定志向だが、多少の利回りは確保したい人
③ 国内株式型
- ・リスク:中〜高
- ・リターン:年3〜8%(銘柄やタイミングにより変動)
- ・おすすめ:30〜40代の社員、長期運用を前提とする人
④ 海外株式型(先進国・新興国)
- ・リスク:高
- ・リターン:長期では高水準(平均5〜10%)
- ・おすすめ:20代〜40代の若年層、運用経験者
⑤ バランス型(複合投資信託)
- ・リスク:中
- ・リターン:分散設計により安定(年2〜6%程度)
- ・おすすめ:初心者、何を選べば良いか迷っている社員
401kおすすめ商品ジャンル別ベスト5(2025年版)
- 三井住友・DC外国株式インデックスファンドS
→ 先進国株に分散投資。信託報酬が低く、長期安定型。 - eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
→ 国内外の株式・債券・REITに均等配分。初心者向け。 - 野村・DC定期預金(1年)
→ 元本保証で退職間近の社員向け。資産保全に。 - 日興・DC国内債券インデックスファンド
→ 低リスクな安定型。積立初心者や保守的な層におすすめ。 - DCニッセイ外国株式インデックス
→ 長期成長性重視の若手に人気。為替リスクあり。
社員に勧めたい失敗しない運用3ステップ
- ① 年齢別リスク配分を明確にする
20〜30代:株式7割以上/40代:株式5割+債券3割/50代以降:債券中心+元本確保 - ② 商品は“コスト(信託報酬)”で選ぶ
年間手数料が高い商品は長期では不利。インデックス型を中心に検討。 - ③ 配分指定書を必ず提出してもらう
初期未設定では元本確保型になり、運用効果が激減します。全社員へ周知を。
よくある質問に答えます
Q. 初心者に最もおすすめの商品は?
A. eMAXIS Slimシリーズなどのバランス型インデックスファンドがベスト。運用管理がしやすく、コストも低いです。
Q. 商品選びで会社はどこまで関与すべき?
A. 基本は本人責任ですが、社内研修や初期ガイドの提供、運用会社との連携による説明会開催などでサポート可能です。
Q. 元本保証型だけ選ぶのは問題?
A. 長期的にはインフレにより資産価値が目減りするため、若年層にはおすすめしません。分散投資を基本に。
Q. 社労士のサポート内容は?
A. 商品説明支援、配分指定書の提出管理、研修企画、制度導入サポート、助成金申請対応など一貫して対応可能です。
まとめ:401kの商品選びは“未来の給与”をつくる設計
確定拠出年金(401k)の運用商品は、会社が選定するラインナップと社員の理解度によって、将来の資産形成に大きな差が生まれます。特に大阪・東京・福岡・名古屋など多拠点展開している企業では、教育・周知・手続き管理の体制整備が不可欠です。
「何を選んでも自己責任」で終わらせるのではなく、おすすめ商品と選び方のガイドをしっかり提供することが、企業の信頼と社員満足度を高める近道です。
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