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外国人の就労ビザの種類と取得方法について!日本でのキャリアを実現するために

2024.05.01 社労士コラム

日本で働くことを夢見る外国人の方や、彼らをサポートする企業の人事担当者の方にとって、就労ビザの取得は必要なステップです。
今回は、日本での就労に必要なビザの種類と取得方法について解説します。
この記事がスムーズなビザの取得の手助けになれば幸いです。

□外国人の就労ビザの種類

日本で就労を希望する外国人向けには、さまざまな種類のビザがあります。

1:技術・人文知識・国際業務

専門的な知識やスキルを活かして働くためには、「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を取得する必要があります。
例えば、翻訳、教育、調査研究などの業務に携わる場合に必要です。

2:特定技能

特定産業分野での即戦力となる外国人材を対象としたビザで、介護、建設、農業など人手不足が深刻な業種で働けます。
この就労ピザには、「特定技能1号」と「特定技能2号」の2種類があります。

3:企業内転勤

グローバル企業が海外の拠点から日本のオフィスに社員を転勤させるためのビザで、このピザで認められている業務は、「技術・人文知識・国際業務」で認められている業務と同様です。

4:経営・管理

日本で事業を経営する、または管理職として働くためのピザで、起業家や経営者に適しています。

5:技能

特殊な技能を持つ人材(料理人、スポーツ指導者など)が日本でその技能を活かして働くためのビザです。

6:興行

エンターテインメント業界で働く外国人(ミュージシャン、俳優、モデルなど)向けのビザです。

7:その他

上記以外にも、教育、技能実習、介護、研究、医療、芸術、宗教、報道、会計事務、教授などの在留資格があります。

これらのビザを取得するためには、それぞれ特定の条件や要件を満たす必要があります。
また、在留期間や更新の条件もビザの種類によって異なるので注意が必要です。

□就労ビザの取得方法

就労ビザの取得には、主に新規申請と変更申請の2つのパターンがあります。
ここでは、それぞれの手続きの流れと必要な書類、期間について解説します。

*新規申請の流れ

海外から日本で働く場合、まず在留資格認定証明書交付申請をします。
この証明書が交付された後、外国人本人が在外日本公館でビザを申請し、発給してもらいます。
この申請は、企業が代わりに手続きをすることが一般的で、1~3ヵ月程度の時間がかかります。

*変更申請の流れ

すでに日本にいる場合、例えば留学生が就職する際には、在留資格を変更する必要があります。
この場合、本人が出入国在留管理局に申請を行い、在留カードを受け取ることで手続きが完了します。

□まとめ

「技術・人文知識・国際業務」や「特定技能」など、目的や職種に応じたさまざまな就労ビザがあります。
また、取得方法は、就労ピザを新規で取得するのか、在留資格を変更するのかで変わります。

当社の強みは、迅速な対応ができることとレスポンス力です。
就労関係の手続きで不安なことがありましたら、いつでもご相談ください。

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