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社労士の年収はいくらがリアル?勤務vs開業・年齢・地域差とアップの秘訣を徹底解説

2025.10.01 社労士コラム

「社労士の平均年収って本当はいくら?」「働き方や年齢でどれくらい差がある?」「どうやったら年収アップできる?」――こうした素朴な疑問や興味は、資格取得を目指す方やキャリアアップを検討されている方にとって重要なテーマです。
実は「社労士 年収」というキーワードだけでは見えてこない“勤務型と開業型の違い”や“性別・年齢・地域差”、資格の活かし方まで実情はさまざま。Web上の情報も断片的なものが多く、正しい情報に出会うのは簡単ではありません。
今回は全国対応のHR BrEdge(エイチアールブレッジ)社会保険労務士法人が、最新データをもとに社労士の年収の実態や内訳、年収アップの要点までを、初学者にもわかりやすく解説します。「実際どうなの?」を“先回り”して疑問解消します。【オンライン相談もお気軽に】

社労士の年収はどう決まる?平均・中央値・勤務形態のリアルな違い

■社労士の平均年収・中央値~最新データで整理
社労士(社会保険労務士)の年収は、複数の公的・民間統計によると、平均400~700万円前後が現実的な水準です。
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」 勤務社労士:男性平均514万円/女性平均434万円(中央値:男性517万円、女性402万円)
全国社会保険労務士会連合会調査 登録社労士平均年収:約760万円(多くが開業)
職業比較ランキング 弁護士・会計士に次ぐ640万円(十士業の中で7位)

■勤務社労士と開業社労士 ―収入の構造は大きく異なる

  • 勤務社労士:企業の総務部、人事部、社労士事務所などに就職し、月給・賞与スタイル。安定収入で平均年収400万~700万円(役職で上振れあり)。
  • 開業社労士:自分で事務所を経営。年収300万円~1,000万円以上まで幅広く、実力次第=両極端。中央値は400~500万円、1000万円を超えるのは約13%。

■年齢・地域・性別の傾向
– 若手は経験や営業ネットワークが少なく、初期は年収300万円台も珍しくありません。
– 40~50代で実務・顧客獲得が進み、平均年収も700万円~1,000万円台が視野に入ります。
– 都市部、特に東京・大阪などは大企業案件やアウトソース案件が多く、年収は高めの傾向。
– 性別格差は限定的。女性でも500万円以上のケースが珍しくありません(近年は女性比率UP)。
※「成約顧問料」「助成金手数料」「コンサルティング報酬」「給与計算アウトソース」「手続き代行」等 収入源は多彩

【勤務社労士(企業内・社労士法人等)視点】
– 安定収入が強み。規模や役職、成果により昇給・賞与等で年収UP。資格+キャリアで評価が高まる傾向。

【開業社労士(独立・個人事務所等)視点】
– 営業・ネットワーク・サービス内容で大きく差。給与計算や就業規則・アウトソース・DXコンサル等の得意分野があると付加価値が高まる。

年収アップのために社労士がやるべきこと ―武器は“得意領域”と“ツール活用”

■年収UP成功のカギは…アウトソーシング・DX・顧問契約の活用!

  • 「助成金・手続き代行」「給与計算の継続アウトソース」ニーズが拡大。高付加価値な定額顧問獲得が安定収入に直結。
  • 就業規則の設計改定・従業員向け研修・人事制度診断など、「スポット+コンサル」の合わせ技で単価UPへ。
  • クラウドサービス活用(Googleフォーム、チャットワーク等)による業務効率化―他社との差別化・再現性に。

■よくある“伸び悩み”事例

  • 単純な書類作成や給与計算の「内製化」のみで、競争力のある報酬単価を得られず、年収が伸びない。
  • ITやDX導入が遅れ、アナログ作業で時間ばかりかかる→案件が増やせない。
  • 助成金やコンサルの新サービスへの挑戦を避け、定型業務だけに留まる。

■年収アップ現場の成功例

  • 経営顧問や給与計算、規程DX化をパッケージで受託し、単価UP・複数契約で750万円以上を実現。
  • 従来アウトソース業務に自社のクラウドツールやチャットサポートを追加し、効率化&満足度UP。
  • 自社の強み(就業規則・助成金・手続き・人事DX等)に特化し、高度化してスペシャリストとして活躍。

【勤務社労士のキャリアアップ】
– 従業員規模の大きい企業や社会保険労務士法人に転職する
– 管理職・専門職に就き、マネジメントや制度設計に携わる

【開業社労士の年収アップ作戦】
– DX・クラウド化、独自の「型にはまらない支援」を武器に、専門性をアピール
– 補助金・助成金・海外展開・労務コンサルもカバーし、多面的な提案を

社労士の年収に関する疑問Q&A ―よくある3つの質問

Q1. 社労士は開業と勤務、どちらが高収入?
A. 一般的には「独立開業=年収上限青天井」とされますが、安定は勤務型。スタート直後は開業型が低収入も多く、リスクや営業スキルに注意が必要。
Q2. 一定以上の年収を得るには何が必要?
A. 顧問契約・アウトソース・助成金サービス・DX支援など「継続収入+高付加価値」の組み合わせが不可欠。得意分野の差別化も重要です。
Q3. 他の士業と比べてどうなの?
A. 弁護士・税理士・会計士より下ですが、士業全体の中では中堅上位。働き方・チャンス次第で“1,000万円超”も十分狙えます。

【勤務・開業どちらにも大事なポイント】
– 法改正やDX対応など「変化」に強い社労士ほど年収も上がる傾向あり。
– 社労士同士の人脈づくり、業務範囲の拡大も必須です。

まとめ|社労士の年収を最大化するには?~専門性・業務効率化・ニーズ対応がカギ

社労士の年収は「勤務形態」「年齢」「地域」「専門性」で大きく異なります。
単なる手続き・給与計算の「内製化」だけでなく、アウトソーシング・DX・就業規則や助成金コンサルを柔軟に組み込むことで、“安定+高収入”の実現が可能です。
HR BrEdge社会保険労務士法人では、社労士の働き方やキャリアアップ、型にはまらない業務効率化・DX活用による提案も得意としています。
年収・キャリアに迷ったら、まずはオンライン相談や資料ダウンロードで情報収集から始めてみてください。

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