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昇給制度を整備して社員のやる気を引き出す方法

投稿日: 2025.05.03 / 最終更新日: 2025.09.26 社労士コラム

「優秀な社員がどんどん辞めていく…」
「昇給制度はあるけれど、社員のモチベーションが上がらない」

100人以上の従業員を抱える企業の経営者や総務担当者の方から、
このような切実な声をよく耳にします。

実際、曖昧な昇給制度や評価基準の不透明さは、
社員の不満蓄積と離職率上昇の大きな要因となっています。

しかし、法改正への対応や複雑な就業規則の整備に追われる中で、
「昇給制度の抜本的な見直しまで手が回らない」というのが
現場の本音ではないでしょうか?

本記事では、全国対応のHR BrEdge(エイチアールブレッジ)社会保険労務士法人が、
100人規模企業の人材定着と組織力向上を実現する
効果的な昇給制度設計の具体的な方法をお伝えします。

なぜ昇給制度が機能しないのか?よくある課題と根本原因

100人規模の企業では、昇給制度に関する悩みが複雑化します。
その背景には、組織の成長段階特有の課題があります。

【経営者が抱える根本的な悩み】

まず、予算管理の複雑さが挙げられます。
少人数企業時代の「社長の一存で昇給決定」から脱却し、
公平性と透明性を保ちながら人件費をコントロールする
必要性に直面しています。

さらに、部署によって業務内容や成果の測定方法が
大きく異なるため、統一的な評価基準の設定が困難です。
営業部門は売上実績で評価しやすい一方、
総務や経理などの間接部門の貢献度測定は簡単ではありません。

【総務担当者が直面する実務課題】

給与計算業務と並行して、昇給制度の運用管理も
総務担当者の重要な責務となります。

特に以下のような課題で頭を悩ませているケースが多くあります:

  • 評価基準の曖昧さによる社員からの不満や問い合わせ対応
  • 昇給時期の調整と給与計算システムへの反映作業
  • 助成金申請との兼ね合いでの昇給タイミング検討
  • 労働基準監督署対応を見据えた手続きの適正化

【制度設計の落とし穴:よくある失敗パターン】

多くの企業で見られる失敗パターンは、
「勤続年数による一律昇給制度」です。

この制度は運用が簡単な反面、以下の問題を抱えています:

  • 成果を上げても上げなくても昇給額が同じ
  • 優秀な若手社員のモチベーション低下
  • 人件費の硬直化と競争力低下

また、「成果主義を取り入れたものの、
評価基準が不明確で社員の納得感が得られない」
というケースも頻繁に見受けられます。

効果的な昇給制度を構築する具体的ステップと成功事例

【ステップ1:現状分析とDXツール活用】

まず重要なのは、現在の人材状況の客観的な把握です。
離職率、社員満足度調査、賃金水準の市場比較などを
データ化して分析します。

成功例:建設業E社(従業員110名)
人事システムを導入し、社員の経験年数、資格取得状況、
現場評価を一元管理。これにより、技能レベルに応じた
公平な昇給制度
を構築しました。

結果として、職人の定着率が15%向上し、
新人の早期戦力化も実現しています。

【ステップ2:評価制度との連動設計】

昇給制度の核となるのは、明確で納得感のある評価基準です。
100人規模の企業では、部署横断的な評価軸の設定が重要です。

推奨する評価要素の組み合わせ:

  • 業績評価(50%):数値目標の達成度
  • 能力評価(30%):スキル習得・資格取得
  • 行動評価(20%):チームワーク・リーダーシップ

成功例:製造業F社(従業員95名)
等級制度と連動した昇給テーブルを作成し、
各等級で求められる能力要件を明文化。

さらに、顧問社労士と連携して就業規則に昇給基準を明記し、
法的な透明性も確保しました。
この取り組みにより、社員の満足度が30%向上しています。

【ステップ3:内製化からアウトソースへの戦略的転換】

昇給制度の設計・運用は高度な専門知識を要します。
すべてを内製化するのではなく、適切な外部リソースの活用
成功の鍵となります。

成功例:IT企業G社(従業員130名)
昇給制度設計を社労士事務所と共同で実施。
法的コンプライアンスを確保しながら、
助成金活用による制度導入コストの軽減も実現しました。

また、定期的な制度見直しについても
顧問契約に含めることで、
継続的な制度最適化を図っています。

失敗例:サービス業H社(従業員85名)
コスト削減を重視して独自で制度設計を実施したものの、
労働基準法への配慮が不十分で、
後から大幅な修正を余儀なくされました。

結果として、制度導入が1年遅れ、
その間に優秀な社員の流出が続いてしまいました。

昇給制度に関するよくある疑問をQ&A形式で解決

Q1:昇給制度の導入で人件費が大幅に増加しませんか?

A:適切に設計された昇給制度は、むしろ人件費効率を向上させます。
成果に連動した昇給により、生産性向上と離職率低下が実現されるためです。

実際に、昇給制度を刷新した企業の多くで、
採用コストや研修費用の削減効果が確認されています。
また、助成金の活用により初期投資の負担軽減も可能です。

Q2:小規模企業から100人規模に成長する過程で制度変更は必要?

A:組織規模の拡大に伴い、制度の見直しは必須です。
特に50名を超えたあたりから、個別対応の限界が見えてきます。

成長段階に応じた段階的な制度構築により、
組織の混乱を最小限に抑えながら
効果的な人材マネジメントが実現できます。

Q3:昇給制度の設計は内製でも可能ですか?

A:基本的な枠組みは内製でも構築可能ですが、
法的適正性の確保と継続的な運用を考慮すると、
専門家との連携をお勧めします。

特に就業規則への反映、助成金活用、
労務リスク回避の観点では、
社労士の専門知識が不可欠です。

まとめ:戦略的な昇給制度で組織力向上を実現

効果的な昇給制度は、単なる「給与アップの仕組み」ではなく、
企業の成長戦略そのものです。

100人規模の企業では、評価制度との連動、
透明性の確保、そして専門家との連携により、
社員満足度向上と組織力強化の両立が可能になります。

重要なのは、給与計算や手続き業務に追われることなく、
より戦略的な人材マネジメントに集中できる環境
整備することです。

HR BrEdge社会保険労務士法人では、
昇給制度設計から就業規則の整備、助成金活用まで、
企業の成長ステージに応じた総合的なサポート
ご提供しています。

LINEやSlackなど貴社の使用ツールに合わせた
コミュニケーション体制で、
迅速かつ正確な対応を実現します。

昇給制度でお悩みの経営者・総務担当者の方は、
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