障害年金Q&A

公開日: 2024年11月20日
年金が未納でも障害年金がもらえると聞きました。

年金の支払いをせずに未納状態でした。
障害年金ってもらえますか?

## 年金未納でも障害年金はもらえる?気になる受給条件

「年金を払っていないのに、障害年金なんて無理ですよね?」
そんな相談が多く寄せられます。結論から言えば、「必ずしも無理ではありません」。ただし、一定の条件を満たす必要があります。

### ポイントは“保険料納付要件”

障害年金をもらうためには、原則として2つの主な条件があります。

1. **初診日の要件**:障害の原因となった病気やケガで初めて医師の診察を受けた日(これを“初診日”といいます)に、公的年金制度に加入していたこと。
2. **保険料納付要件**:
初診日の前々月までの過去の期間において、「納付済み期間+免除期間」が、加入期間の3分の2以上あること。
もしくは、直近1年間に未納がなければOKという“特例”もあります。

つまり、「ずっと未納だったからダメ」とは限らず、「初診日より前の1年間に未納がない」などの条件を満たしていれば、申請の可能性はあります。

### 20歳前の病気・ケガなら未納でもOK?

実は、障害年金には“20歳前障害”という特例があります。これは、20歳になる前に発症した病気や障害に対して支給される制度で、保険料納付の有無に関係なく申請が可能です。ただし、本人の所得制限があります。

### まずは「初診日」を特定することが第一歩

障害年金の審査において最も重要なのは、「初診日」がいつであるか。なぜなら、それによって納付要件を満たしているかどうかが決まるからです。通院歴の証明やカルテの取得がカギになります。

### まとめ

年金を払っていなかったからといって、すぐにあきらめる必要はありません。ご自身の状況に合った制度があるかどうかを、専門家に相談してみることをおすすめします。社会保険労務士などの専門家に相談すれば、可能性を正確に判断してもらえます。

必要に応じて、社労士としての相談窓口案内なども加えることが可能です。ご希望があれば、追記いたします。

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