障害年金コラム

発達障害の病歴・就労状況等申立書記入例|ポイントと注意点を解説!

発達障害の病歴・就労状況等申立書記入例|ポイントと注意点を解説!

発達障害を持つ方が障害年金や福祉サービスを申請する際、必要となる書類の一つが「病歴・就労状況等申立書」です。この申立書は、発達障害がどのように日常生活や就労に影響を与えているのかを詳細に伝えるために非常に重要です。しかし、書き方に不安を感じる方も多いでしょう。この記事では、発達障害に関する申立書の書き方のポイントや具体的な記入例を紹介します。

1. 病歴・就労状況等申立書の重要性

病歴・就労状況等申立書は、発達障害の影響を正確に伝えるための重要な資料です。この書類を通じて、発達障害が日常生活や職場に与える影響を示し、障害年金の支給を受けるための判断材料となります。したがって、具体的で分かりやすい記入が求められます。

2. 発達障害の病歴・就労状況等申立書に含めるべき情報

申立書には、以下の情報を正確に記載することが求められます:

  • 病歴:発達障害の診断を受けた時期、症状の経過、治療歴、現在の状態について記載します。
  • 就労状況:発達障害がどのように就労に影響しているかを説明します。仕事をしている場合、その内容や勤務状況、業務上の困難などについて具体的に書きます。
  • 生活状況:日常生活における困難や障害の影響を記入します。例えば、対人関係、家庭内の作業、自己管理の問題などについて詳しく説明します。
  • 医師の診断:発達障害に関する医師の診断書や、治療歴、使用している薬についても記載します。

3. 発達障害の病歴・就労状況等申立書記入例

次に、発達障害に関する病歴・就労状況等申立書の記入例をいくつか紹介します。これらを参考にして、自分の状況に合った内容を記入しましょう。

例1:病歴の記入例

「私は〇〇年に発達障害(自閉症スペクトラム障害)と診断され、〇〇年から〇〇年まで治療を受けました。現在も〇〇薬を服用しており、症状は軽減しているものの、依然として対人関係に困難があります。」

例2:就労状況の記入例

「私は〇〇年から〇〇年まで、〇〇会社で事務職として働いていましたが、発達障害の影響で、対人関係や時間管理に支障をきたし、仕事を続けることが困難になりました。その後、現在は〇〇の仕事をしていますが、常に他人のサポートが必要です。」

例3:生活状況の記入例

「日常生活においても、自己管理が難しく、食事や掃除を一人でこなすことができません。また、特定の状況で強い不安感を感じるため、外出することが難しい場合もあります。」

4. 記入時のポイントと注意点

病歴・就労状況等申立書を記入する際、以下のポイントに注意しましょう:

  • 具体的に記載する:症状や困難な状況を具体的に書くことで、申請の信憑性が増します。漠然とした表現は避け、可能な限り詳細に書きましょう。
  • 事実に基づいた記載:感情的な表現や主観的な判断は避け、事実に基づいた内容を正確に記入します。
  • 支援を受けている場合はその詳細も:もし支援を受けている場合、その内容(サポートを受けている機関や支援内容)も記載しましょう。
  • 証拠書類の添付:医師の診断書や治療歴、薬の処方内容など、証拠となる書類も添付することで、申請の信頼性が高まります。

5. 申立書提出後の流れ

申立書を提出した後、障害年金の審査が行われます。審査期間中に追加書類の提出を求められることもありますので、必要に応じて速やかに対応できるよう準備しておくことが大切です。もし審査結果に不服がある場合は、異議申し立てを行うことも可能です。

まとめ

発達障害に関する病歴・就労状況等申立書は、障害年金や福祉サービスを受けるために必要な重要な書類です。具体的で詳細な記載が求められますが、自分の状況を正確に伝えることが大切です。もし記入に不安がある場合は、専門家のアドバイスを受けることも検討しましょう。

申立書を丁寧に記入し、必要な証拠書類を整えた上で申請を行い、必要な支援を受けられるようにしましょう。

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