障害年金コラム

厳しい障害年金審査を通過できる人とは?不支給割合上昇の背景と申請のコツ

障害年金は、病気や怪我によって日常生活や仕事に支障が出た場合に、経済的な支援を提供する大切な制度です。
しかし、申請にあたっては「審査が厳しい」という声を聞くことも少なくありません。
実際に、近年の報道では不支給の割合が増加しているという指摘もあり、申請を検討している方にとっては、自身の状況で受給できるのか、不安を感じることもあるでしょう。
今回は、障害年金の審査を取り巻く状況と、その中で受給を目指すために重要なポイントについて解説します。

障害年金審査は人にとって厳しいのか

調査で不支給割合上昇を確認

近年、障害年金の審査が厳しくなっているのではないかという報道がなされることがあります。
実際、厚生労働省が公表した令和5年度の調査結果によると、新規裁定における不支給(等級非該当)の割合は13.0%となり、前年度の8.4%から上昇しました。
特に精神障害のケースで、障害等級の目安よりも下位の等級に認定され不支給となる割合が増加しています。
再認定においては、支給停止の割合は前年度と同水準でしたが、新規裁定における不支給割合の上昇は、審査が厳格化している印象を与える一因となりました。

公平性維持と基準厳格化が背景

障害年金の審査が厳しくなっているように感じられる背景には、いくつかの要因が考えられます。
まず、年金制度全体の公平性を維持し、適正な運用を図るという観点があります。
受給資格のある人とない人を明確に区分するため、厳密な審査が求められます。
また、障害認定基準が詳細かつ厳格に定められており、この基準に合致しない場合は、障害の程度が重くとも認定されないケースがあります。
さらに、一部のケースでは、書類作成における丁寧さの欠如や、判断理由の記載が不明確であるといった指摘も見られました。
これらの要因が複合的に影響し、審査が厳格化しているという印象につながっていると考えられます。
組織的に審査を厳しくしようという意図があったわけではない、という調査結果も示されています。

厳しい障害年金審査を通過する人

診断書で障害状態を正確に伝える

障害年金の審査において、最も重要視される書類の一つが医師による診断書です。
この診断書には、申請者の障害の程度や、それが日常生活や就労にどのような影響を及ぼしているのかを、具体的に、かつ正確に記載してもらうことが不可欠です。
単に病名や症状を羅列するだけでなく、日常生活における具体的な困難さや、介助の必要性などを、医師に丁寧に伝えることが重要になります。
主治医との綿密なコミュニケーションを通じて、障害の状態が客観的に、そして正確に伝わる診断書を作成することが、審査を通過するための第一歩となります。

書類作成は具体性と丁寧さで

診断書だけでなく、病歴・就労状況等申立書などの他の必要書類も、審査を通過するためには極めて重要です。
これらの書類では、申請者自身の言葉で、病状の経過や、障害によって生じている具体的な困難、生活への影響などを詳細に記述する必要があります。
例えば、日常生活における動作の制限、社会的な交流での困難、就労への影響などを、具体的なエピソードを交えて丁寧に説明することが求められます。
書類に記載された内容が、診断書の内容と整合性が取れており、申請者の障害の実態を正確かつ網羅的に示していることが、審査官に理解を促し、受給の可能性を高める鍵となります。

まとめ

障害年金の審査は、制度の公平性を維持し、厳格な基準に基づいて行われるため、厳しく感じられることがあります。
不支給割合の上昇といった報道もありますが、これは基準の厳格化や、書類の記載内容の精査によるものです。
審査を通過するためには、主治医と連携し、障害の状態を正確かつ具体的に伝える診断書を作成することが最も重要です。
加えて、病歴・就労状況等申立書なども、具体的なエピソードを交えて丁寧に作成することで、申請者の置かれている状況を正確に伝えることが求められます。
これらの点を押さえ、準備を丁寧に進めることが、受給への道を拓く鍵となるでしょう。

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