学生時代は、勉強の得意・不得意の差が大きく、学校生活になじめず不登校気味になることもありました。家庭でも十分な支援を受けられず、食事や進学などを自分で何とかしなければならない状況が続いていました。幼少期から注意力や衝動性、生活上の困りごとはありましたが、当時は発達障害を指摘されたことはありませんでした。
高校生の頃から不眠や抑うつ症状が強くなり、登校にも支障が出るようになりました。役所へ相談したことをきっかけに精神科を受診し、その後は症状の悪化により入院も経験しました。大学進学後には、生来の注意力の弱さや多動性、衝動性を指摘され、注意欠陥多動性障害(ADHD)の治療を受けるようになりました。その後も体調は安定せず、仕事を長く続けることが難しい状態が続いていました。
家事や各種手続きにも周囲の援助が必要な状態が続いていたため、令和6年7月、ホームページを見て弊所へ障害年金の相談をされました。手続きで特に大変だったのが初診日の確認です。当初ご本人から伺っていた初診の医療機関を確認したところ、それより前にも受診歴があることが分かりました。そこからさらに過去の受診歴を一つずつ遡って確認し、3か所目の医療機関でようやく高校時代の初診日を証明する書類を取得することができました。
現在も、注意力や衝動性の問題、抑うつ症状などから安定した就労を続けることが難しく、日常生活にも支援を必要としています。体調の良い時期に短期間働くことはあっても継続が難しく、掃除や洗濯などはヘルパーの支援を受け、複雑な手続きについても周囲の助けが必要な状態でした。長期間にわたる受診歴と生活状況を一つずつ整理し、実際の困りごとが審査側に伝わるよう申請準備を進めました。


大阪府在住 女性 30代