障害年金受給事例集

うつ病で障害基礎年金2級を取得し、次回更新まで約465万円を受給されたケース

相談者

女性(20代/障害者雇用にて就労中)

【傷病名】 うつ病

【決定した年金種類と等級】 障害基礎年金2級

【支給月から更新月までの支給総額】 約465万円

状 況(ストーリー)

大学入学後に症状があらわれ始めました。自宅から片道2時間かけて通学していましたが、学校に着く頃には頭がぼーっとして授業に集中できない状態でした。
なんとか2年に上がりましたが、身体的な疲れがなかなか取れず、常に「疲れた」と感じていました。登下校中にまぶたが重く、気分も悪くなり途中で何度も休憩することもありました。

保健室に何度も駆け込むようになり、課題もクリアできず、先生から注意を受けるようになりました。
3年生になると症状は更に悪化し、授業に集中できずトイレに駆け込みました。「服が汚れる」とわかっていながらも、カラダを起こしておく状態が非常に辛く、気づいたら横になっていました。少し落ち着いて教室に戻ると、急に悲しみがこみ上げ、涙が止まらなくなりました。

マイナス思考がはたらいたかのように激しい希死念慮に襲われ「誰かに話を聞いて欲しい」と強い欲求がうまれました。
当時、メンタルとは別の疾患で通院していた先生に話を聞いてもらうと「それ、うつ病かも知れない」と言われ、近所の精神科で診察を受けるようにアドバイスをうけ、紹介状をもとに初めて精神科で診察を受けることにしました。

その日から精神科での治療も開始。時間が進むにつれ体調は悪化。
ついには休学しなければならなくなりました。自宅療養後になんとか大学を卒業しまし就職しましたが、就職先でのトラブルが絶えませんでした。

先輩社員から教育されていることだとわかっていても、全て「怒られている」と感じてしまい出勤する度に不安に襲われるようになり、遅刻や早退、当日欠勤を頻繁に起こすようになり退職することになりました。

退職後はハローワークで就職活動を行っていましたが、思うように進まず、一般雇用で働くことは難しいと判断し、福祉サービスを利用し、障害者雇用で就労を目指すことにしました。
障害者雇用で就労中ですが、このまま続けていくことができるのか不安があるため、障害年金の申請を考えるようになりました。

請求までのサポート

弊所の担当者がお話を聞かせていただ際に、初診日のことを勘違いされておりました。

あくまでも初診日は「診断を受けた日」ではなく「医師の診察を受けた日」となります。その為、はっきりとした病名を告げられていなくても、診察として判断されるケースがほとんどです。

今回は別疾患で診てもらっていた医師の見解で「精神疾患を疑った」とのことでしたので、そこが初診日としての扱いとなりました。該当する年金制度に関しては、当時学生猶予として免除していたので、障害基礎年金での請求となります。

更に初診日から1年6半経った障害認定日時点でも、精神科に通い続けていたことから、障害認定日時点の診断書の入手も可能になりました。

最終的に今現在の症状に関する診断書の作成を行い、合計3つのクリニックでの証明書を入手し、請求準備が整ったので、必要書類を年金事務所に提出しました。

結果

認定日請求(遡及請求)による障害基礎年金2級へ決定されました。次の更新まで総額約465万円を受給しました。

 

 

 

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