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協会けんぽ・医師国保・歯科医師国保の違いについて

2018.12.25 トピックス

大阪市中央区難波(御堂筋線なんば駅徒歩1分)で社労士事務所を構える

社会保険労務士法人渡辺事務所(相談顧問・給与計算代行・就業規則作成・助成金申請のプロ)

営業担当の川上です!

 

今回の内容

【協会けんぽ・医師国保・歯科医師国保の違いについて】

 

開院にあたりよく質問があるのが健康保険についてです。

医師国保・歯科医師国保がいいのか?

協会けんぽがいいのか?という質問です。

 

実際、メリットとデメリットはありますので

下記内容で今の医院様に合ったものは何か

確認していただければと思います。

 

①出産手当金の有無

(協会けんぽにはあるが、医師国保・歯科医師国保には無い)

②傷病手当金の有無

(協会けんぽにはあるが、医師国保・歯科医師国保には無いか、少額)

③産休・育休時の保険料免除の有無

(協会けんぽにはあるが、医師国保・歯科医師国保には無い)

④自宅診療の報酬請求ができるかできないか?

(協会けんぽは請求可。医師国保・歯科医師国保は原則不可。一部可能な都道府県あり)

⑤会社負担の保険料の有無

(協会けんぽは事業主と従業員が半額負担。医師国保・歯科医師国保は全額本人負担)

⑥本人負担の保険料が、被保険者+被扶養者の人数か?報酬額か?

(協会けんぽは報酬で決まり、医師国保・歯科医師国保は保険証を持つ人数で決まる)

 

 

人材の定着・採用コストと保険料負担、どっちが得か損かで考えると

なかなか難しいところがあります。

 

総合病院で、医師国保を使っているところはほとんどありません。

個人のクリニックでは医師国保・歯科医師国保を導入している医院が半数を超えます。

 

従業員の採用で考えると協会けんぽが圧倒的に有利です。

コストで考えると、医師国保・歯科医師国保になります。

 

総合病院では、協会けんぽがメインという流れを考えると、

個人クリニックも協会けんぽへ切り替えを検討する必要が高いように感じます。

実際に渡辺事務所のお客様でも、切り替えの検討を行い、実際に切り替えた方もおられます。

 

採用や定着という点からみると、401Kと生命保険の積立による退職金制度など

今後の人口減少に対応し、福利厚生の充実も検討していく必要があるかと思います。

今と今後の医院に合ったものを採用していくことが求められます。

 

渡辺事務所では福利厚生や定年引上げ

就業規則の作成変更、育児介護休業、時間外労働、

給与計算アウトソース、採用など

人事労務のことでしっかりサポートをさせていただいております。

 

少しでもお困りでしたら

渡辺事務所にお問い合わせください。

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